無くしてしまいそうな心へ
2015年 01月 13日
起き上がることや座ること、
食事のために台所まで移動すること....。
どれも、わざわざ望んでするような難しいことなんかじゃない。
みんな、ありふれた日常の風景。
でもその人にてって、今は全て、自分の日常から遠く離れてしまった現実。
だから一日の大半を、ベッドの上で過ごしている。
無為な毎日を前に、深く傷ついている心へ、
どうかほんの少しでも、その気持ちが穏やかであればと願う。
不条理に振り回される怒りを、無力にも傷つくやり切れなさを、
そのざわめきに身を任せ、ただ心を無くしてしまうとき。
そんなふうに、不意に孤独を抱えてしまったなら、
そんなときこそ、思い出してほしい。
人が傷つくのは、
人が一人で生きていないということの、何よりの証でもあることを。
誰のためでもない自分の人生を、豊かにして生き切る術。
それを見つけ出し作り出す、本当の意味や味わいは、自分自身じゃないと解らない。
見つめる心がざわついていたら、
そのかけがえのなさに、気付くこともできない。
無くしてしまいそうな心に向かって。
頑張るよりも、諦めるよりも、
自分のひとつひとつを、大事にしていけるような平穏を見つけてほしい。
全ての大丈夫が、そこから始まっていくように。
ともに探すことはできるのだから。
Commented
at 2015-01-17 09:56
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
hiro-ito55 at 2015-01-17 19:06
ぬか○さん、いつもありがとうございます(^_^)。
こちらでも、コメントもお待ちしていますよ♪
こちらでも、コメントもお待ちしていますよ♪
0
Commented
at 2015-01-20 19:00
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by hiro-ito55
| 2015-01-13 22:29
| 医療・福祉・対人支援
|
Comments(3)