時間の流れは早くとも....。
2015年 12月 30日
今年もあっという間に一年が過ぎてしまいました。
長くて短いような一年のうちにも、それなりに多くの出来事がありましたが、
年を追う毎に、一月、一週間がとても早く過ぎていくように感じます。
人が感じる時間の心理的な長さは、年齢に反比例する、
これを、ジャネーの法則と言うのだそうです。
たとえば、40歳の人にとって一年は人生の1/40に相当し、
10歳の人にとっては1/10の長さに相当するわけで、10歳の頃よりも4倍早く感じるようになる。
つまり、X軸に年齢を、Y軸に感じる時間の長さを取れば、
XとYの間には、反比例する函数が成り立つというものです。
もちろん、人が直に感じる時間というものは、もっと複雑な過程を踏むものだと思うので、
単純な積分函数で説明できるものではないと思いますが、実感から照らし合わせてみると、
ある程度納得できる考え方のように感じます。
僕自身、今の仕事(訪問リハビリ)に携わって、来年の二月で丸三年になりますが、
一日、一週間と、感じる時間の長さは様々でした。
その中で、少しでも意味ある時間を過ごそうと思ったら、
何よりも大事なことは、自分で自分を教育できる能力を身に着けることだと思います。
たとえば、他人がやることを自分のことのように捉え、自分だったらどうするのかを考えられる人は、
自分の殻から抜け出し、成長できる人だと思います。
また、選ばれた課題や条件の中でも、常に最善を尽くせるかどうかでも、
その後の考え方や生き方が変ってきます。
そのためには、
具体的に今の自分には何ができて、何ができないのかをしっかりと認識する、
そういう物差しを、自分の中で作り上げていられることが大事だと思います。
そして自分自身に対し、そういう眼差しを向けられるということの意味は、
正しいか正しくないかという価値観を持つことよりも、
人が成長していくための、大事な戦略となっていくように感じます。
特に、僕のようなリハ職が一人しかいない職場だと、
セルフプロデュースできる能力の如何が、その後の仕事の質の分水嶺になってきます。
職種が違う、考え方も違う、
そして、それまで何年もやってきた自分の状態を知らない職場にいること、
それをハンデと捉えるか、チャンスと捉えるか....。
感じる時間の長短に関わらず、今年も一年、色々なことを考えさせられました。
(来年も、皆さまにとって良い一年でありますように。)
Commented
at 2016-01-02 20:07
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
hiro-ito55 at 2016-01-03 15:53
いつもさん、僕の方こそありがとうございます(^・^)。
新たな年。いつもさんにとっても、幸ある年であることを願っています。
新たな年。いつもさんにとっても、幸ある年であることを願っています。
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by hiro-ito55
| 2015-12-30 20:59
| 哲学・考え方
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Comments(2)