考える生き方のヒント       ~今、伝えたいこと~

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闘う人


端坐位になりたい...。
車いすに移って散歩をしたい...。 


あなたがそう言ったとき、
そこには、あなたの一大決心があったはず。

僕は、それを叶えてやりたい。

たとえ、その望みの切っ掛けしか、
作ってあげることができなかったとしても、

僕は、
その望みを、あなたのその願いを、
叶えてやりたい。

勇気をふりしぼって言ったその言葉。
今でもその重みを、僕は忘れたくはない。

たとえ失敗しても、成功しても、
その姿が人間らしいということならば、

そこに、挑戦する価値はあると思う。

僕の力が微々たるものだとしても、
あなたが望むなら、僕は全力でそれを支援する。




今の職場では、同行訪問の時期から、
ターミナル(終末期)の方も、数名担当させて頂いています。

ご自宅に伺うと、
痛みや体調不良から、呼吸介助やリラクゼーション、
或いは、可動域運動のみで終わってしまう場合もあります。

今日も、
ターミナルの方数名に、訪問リハをさせて頂きました。

比較的自立度の高い方から終末期の方まで、
毎日、色々な方を担当させて頂いている中で、

いったい、
良い医療やケアとはなんなんだろう、と考えることがあります。

例えば結果を出すこと、それができたとき、
確かにそれは良い医療やケアだった』と、
後から言うことはできると思います。

しかし、
自分がもし相手(利用者)の立場だったら...、
そういうことに思いを至らせる、僕らの感性想像力と、

そしてそこから、
自分のできることをひとつずつ丁寧に見極めていく姿勢

そこにヒントはないだろうか


自分がもし、目の前の利用者と同じ立場だったら、
きっとこういうことに苦しさを感じ、
こういうことに手を差し伸べてもらいたいと思うだろうな...

もし、良い医療やケアをしたいのであれば、
利用者と向き合うとき、相手が例えどんな状態であろうとも、

僕らはいつも、
そういう問い方や関わり方を、忘れてはいけないと思うのです。


目の前にいる人と対峙したとき、
何かを感じ取ろうとする姿勢や共感から、知り得るものがあり、
そこから繋がりが生まれてくる
ということ。

自分のできること、できないことも、その中にしかないということ。

それが分かったとき、
自分にできることを、最大限に発揮できるように準備していく

そういう姿勢が、やがて支援の形となっていく、
そういうこともあるのだろうと思います。

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by hiro-ito55 | 2013-05-15 01:33 | 医療・福祉・対人支援 | Comments(0)

作業療法士です。日頃考えていることを綴ります


by いとちゅー