考える生き方のヒント       ~今、伝えたいこと~

hiroyan55.exblog.jp
ブログトップ

PDCAサイクルを使ってみよう!(後)


PDCAサイクルは、
自分たちが計画したり、行動したりしたことを、
そのままやりっ放しで終えたり、
個々にバラバラに見直したりするのではなく、

それらを、
循環するひとつのシステムとして捉えるところに、
その特徴があります。

ですので、
前回の 『第一段階』 が理解できていれば、
今回の 『第二段階』 は、それほど難しくはありません。

サイクルの基本は同じで、
言ってしまえば、
そのサイクルの大きさが違うだけなのです。


第二段階:グループ間での実施(大きなPDCAサイクル)
b0197735_19135724.png

・各グループ内で引き続きPDCAサイクルを実施する。
・具体的な問題点や改善できた点などは、
 継続してグループ内の利用者に実施していくとともに、
 他のグループにも、
 その経験によって得られた具体的な方法や、知識を申し送る。
⇒各グループ間での知識や技術といった情報の共有化
・他のグループ内でも、それぞれの受け持ちの利用者でそれらを実施し、
 今度はグループ同士の間で、上記のPDCAサイクルを実施する。
 そのサイクルは、上記『第一段階』に同じ。



そして、最終的には、
第二段階で得られたこれらのサイクルを、複数のグループ間
すなわち施設全体での
更に大きなサイクルへと、拡大していきます。

イメージとしては、以下のようになります。
b0197735_19153914.jpg



前回の第一段階と、
今回の第二段階で示したPDCAサイクルを実施することで、
期待される効果について纏めると、

効果
・各個人が個人レベルで意識して個々で行なうよりも、効率がよい。
・各グループ内、グループ間での安全な介助方法・知識の共有化が図れる。
・実際の介助業務における方法の応用化が図れる。
・個人レベルにおける安全な介助方法、事故予防への意識化が図れる。
・具体的な行動を、グループ内での業務から開始し、
 それを他のグループにも拡大していくことで、
 無理なく施設全体での具体的な事故防止へと繋げることができる。
etc…



僕らリハ職介護職の行う業務は、
利用者の能力を活かしつつ、
安全に行えるものでなくてはなりません。

特に認知症の利用者に対しては、
人間関係そのものが生活リハであるのですから、
ただ漫然業務をこなすのではなく、
考えながら行動することが求められます

今回は、
事故防止への取り組みとして、
PDCAサイクルを採用した場合の可能性を示しました。

事故防止に限らず、このような組織の捉え方は、
他の業務にも応用できるかもしれません。


そういった理由で、
いわば、『すぐに使えるHow to』 ではなく、
考えさせるHow to』 を提示したのですが、
介護の現場の反応はいかに。







[PR]
by hiro-ito55 | 2012-02-14 19:22 | 医療・福祉・対人支援 | Comments(0)

作業療法士です。日頃考えていることを綴ります


by いとちゅー