利用者さんが教えて下さったこと
2024年 02月 04日
2024年 02月 04日
2024年 01月 07日
2023年 08月 01日
周りからの評価や見られ方、あるいは自分の進むべき方向、
そんなものに迷ったり悩んだりしたとき、僕はいつもこの言葉を思い出すようにしている。
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誰も万人向きのやり方で世を渡ってはいない、と言う事は、
どんなによく出来ていても、万人向きのやり方では間に合わぬ、困難な暗い問題に、
この世に暮していて出会わぬような人は、先ずいないという事だ。
そして、皆、何とかして、難題を切り抜けているではないか。
他人は当てには出来ない、自分だけが頼りだと知った時、人は本当に努力をし始める。
どうあっても切り抜ければならぬ苦境にあって、己の持って生れた気質の能力が、
実地に試される時、人間は、はじめて己を知る道を開くであろう。
―小林秀雄『本居宣長』-
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小林秀雄の中でも、特に僕の好きな言葉のひとつだ。
あまりにも速い時間の流れにいつも戸惑いながら、見失いそうになるときがある。
そんなときは、この言葉が弱気な自分を奮い立たせてくれる。
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